CGIモジュール - CGI_Lite.pm
 
CGI_Lite.pmは名前からもわかるとおり、CGI.pmよりも動作時のシステムの負荷も軽いです。
CGI_Lite.pmはPerl5用モジュールなのでPerl4では利用できません。

入手先:

メソッドの解説(CGI Lite v1.8)

<コンストラクタ>
機能 新しいCGI_Liteオブジェクトを生成する。
書式 CGI_Lite()
引数 なし
戻り値 新しいオブジェクト

set_directory
機能 マルチパートデータを生成するファイルを格納するディレクトリを設定する。
書式 set_directory(dir)
引数 dir: ディレクトリ名
戻り値 有効なディレクトリである場合は1
無効なディレクトリである場合は0

set_platform
機能 プラットフォームを設定する。
書式 set_platform(platform)
引数 platform: 次のプラットフォーム名のどれかを指定する。
  • Unix
  • Windows
  • Windows95
  • DOS
  • NT
  • PC
  • Mac
  • Macintosh
戻り値 なし

set_file_type
機能 ファイルタイプの設定
書式 set_file_type(type)
引数 type: handle(ファイルハンドル)またはfile(ファイル)を指定する。
戻り値 なし

parse_form_data
機能 入力されたフォームデータの解析を行う。
書式 parse_form_data()
引数 なし
戻り値 データが格納されたハッシュ配列またはその配列へのリファレンスポインタ

print_data
機能 フォームデータを標準出力に出力する。
出力形式は
キー1=値1
キー2=値2
...
書式 print_data()
引数 なし
戻り値 なし

インストール方法
ライブラリとして検索できるパス(特殊配列変数 @INC)に置きます。
 

サンプルプログラム

入力画面

出力画面

[サンプルプログラムの実行]
 
 
cgi_lite.html
<HTML>
<HEAD>
<TITILE>CGIモジュール - CGI_Lite.pm</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<FORM ACTION="/cgi-bin/use_cgi_lite_pm.cgi" METHOD="GET">
入力1: <INPUT TYPE="text" NAME="Name1" SIZE="32"><BR>
入力2: <INPUT TYPE="text" NAME="Name2" SIZE="32"><BR>
<INPUT TYPE="submit" VALUE="送信">
</FORM>
</BODY>
</HTML>
use_cgi_lite_pm.cgi
#!/usr/bin/perl
#
# use_cgi_lite_pm.cgi
#
# CGI_Lite.pm の使用例
#
# (C)1999 Kaoru Fujita
#

use lib './lib';

use CGI_Lite;

$form = new CGI_Lite ();

%data = $form->parse_form_data();

print "Content-Type: text/plain\n\n";

$form->print_data();

exit(0);

#--End of use_cgi_lite_pm.cgi



ファイル一覧

cgi-bin/lib/use_cgi_lite_pm.cgi
cgi-bin/lib/CGI_Lite.pm

Samples/cgi_lite.html